P. P. Rubens - VenusFrigida - ©Lukas Arts In Flanders vzw - MAS
モニュメントとランドマーク
Cathedral of our Lady Antwerpen - paintings of Rubens © Antwerpen Toerisme & congres


ベルギー最大のゴシック様式教会である聖母大聖堂。ここには2つの祭壇画があり、それぞれにルーベンスの傑作「キリストの降架」「キリストの昇架」が描かれていて見逃せません。一方、聖パウロ教会は後期ゴシック様式の教会で、堂内はバロック様式で改装されています。ここでも、ルーベンス、ヴァン・ダイク、ヨルダーンスなどを含む画家たちの50点あまりの絵画や、200点以上の彫刻を見ることができます。

全く異なる姿ながら「大聖堂」と見紛うような建物がアントワープ中央駅です。1895から10年の歳月をかけて建てられたネオバロック様式の鉄道駅で、ガラスと鉄骨を使用した巨大なドームと8つの塔が特徴です。
のゴシック様式教会である聖母大聖

Statue Silvio Brabo on the Market Square in Antwerp

町の中心にあるグロートマルクトは、16、17世紀に建てられたギルドハウスや市庁舎など、華やかな建物に囲まれた大広場。中央には19世紀に作られたブラボーの像の噴水があります。ブラボーという名の古代ローマの兵士が、スヘルデ川で乱暴をはたらく巨人の手(ant)を切り取って投げた(werpen)という伝説にちなんだもので、それがアントワープという地名の由来とされています。広場から幾つもの石畳の小道が延び、周辺には歴史的な建物が数多くあるので、ここから建造物探索の街歩きを始めるのもお勧めです。

Het Zuid, Museum of Fine Arts Antwerp (MSKA)
グロートマルクトからスヘルデ川に沿うように南下するとザウド地区(ザウド/Zuidは南という意味)に出ます。スヘルデ河岸の波止場からアントワープ王 立美術館あたりまでを指すエリアで、アールヌーヴォー様式の建物が点在しています。近年この界隈には、トレンディーなカフェやレストラン、デザイナー ショップなどが次々とオープンし、ファッショナブルな地区としても注目されています。
Cogels-Osylei - an eclectic style runs rampant next to the Art Nouveau buildings in the Zurenborg district of Antwerp © Kris Jacobs


町の南東、アントワープ・ベルヘム駅の北に広がる、ズーレンボルグ・ベルヘム地区は、多くのアールヌーヴォー様式の建物が保存されている住宅街です。装飾性豊かで個性的な外観の邸宅が建ち並び、歩きながら景観美を堪能できます。1980年に景観保護地区に指定されました。

Courthouse Antwerp © Antwerpen Toerisme & congres

21世紀に入ってからもアントワープには斬新な建物が次々と生まれています。その1つが2006年にオープンしたアントワープ裁判所。世界的に有名なイギリス人建築家リチャード・ロジャースによって設計された、現代建築を代表する斬新なデザインの建物です。

芸術と文化

Peter Paul Rubens - Adoration of the Magi - © Royal Museum of Fine Arts Antwerp


17 世紀、アントワープにバロック美術の花が開きました。工房を設けて精力的に制作活動をした巨匠ルーベンス、彼の弟子となったヴァン・ダイク(後に主としてイタリアやイギリスで活動)、彼から影響を受けたヨルダーンス、彼らは皆アントワープが故郷です。 こうしたフランドルの画家たちの作品をはじめ、国内外の絵画を見るなら、王立美術館を訪ねるといいでしょう。14世紀から現代までの7000を超えるコレクションを収蔵しています。改装のため2017年秋まで休館ですが、一部の作品は市内の他の美術館で見ることができます。

ほかにも見逃せない美術館はたくさんあります。マイヤー・ヴァン・デン・ベルグ美術館では、美術蒐集家フリッツ・マイヤー・ヴァン・デン・ベルグが集めた、絵画、彫刻、タペストリー、カーペット、ステンドグラスなど多岐に渡る14〜16世紀のコレクションを見ることができます。ブリューゲルの『狂女フリート』は必見です。

Rockox House in Antwerp © KBC Bank NV - Erwin Donvil


ロコックスの家は、初代アントワープ市長でルーベンスのパトロンだったニコラス・ロコックスの邸宅を博物館として公開しているもので、展示されている家具や陶磁器、絵画などから、17世紀の生活や美術を知ることができます。

現代美術館(MUHKA)は古い穀物サイロを改造した、広々とした展示スペースが特徴の美術館で、写真、インスタレーション、絵画などベルギーのアーティストを中心に国内外のさまざまな現代美術作品が展示されています。

Open Air Museum for Sculptures Middelheim, Antwerp - ©Antwerpen Toerisme & Congres

屋外でアートを楽しみたい人は、ミデルハイム野外彫刻美術館へ。町の南に位置する市民公園で、園内には、ロダンやヘンリー・ムーアをはじめとする現代彫刻作品300点が緑の中に点在しています。

世界遺産に登録されているプランタン・モレトゥス印刷博物館も訪れたい所。16世 紀の印刷出版業者クリストフ・プランタンの住居と工房だったところで、後にモレトゥスに引き継がれました。当時、アントワープはヨーロッパの印刷・出版業 の拠点の1つだったのです。ここには世界一古い印刷機、活字一式、書籍や文書など珍しい展示物があり、ルネサンスからバロック時代にかけての出版文化を知 ることができます。

Toerisme Antwerpen

ファッションに興味があるならモード博物館(MoMu) は見逃せません。モードナシーと呼ばれる建物の2階にある博物館で、アントワープファッション、ファッションの歴史資料、アンティークレースなどの展示が されています。モードナシーには博物館のほか、ミュージアムショップ、アート専門書店、カフェ、レストラン、アントワープ王立芸術アカデミーファッション 科などが入っており、まさにモードの殿堂です。

Diamond ring - ©Guy Kleinblatt


アントワープのダイヤモンドランド では、事前予約で無料のガイドツアーを行っています。ダイヤモンドの品質について学び、研磨過程を見学し、お買い物も楽しめます。

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