現代と中世が調和する町

ブリュッセル、アントワープに次ぐベルギー第3の都市ゲントは、中世の輝かしい過去と、活気に満ちた現代とが美しく調和した町です。町はレイエ川とスヘルデ川が合流する地点に広がっていて、その水辺の風景の美しさも格別。特に、旧市街の中心となる広場コーレンマルクト近くのレイエ川の両岸は、西岸がコーレンレイ、東岸がグラスレイと呼ばれ、川に面して壮麗なギルドハウスが建ち並ぶ、ゲントを代表する風景の1つとなっています。

町中には何百年も経た建造物が点在し、歴史を見つめてきたいくつもの尖塔が空に向かってそびえています。ゲントはまた、フランダース地方最大の大学の町で、居心地の良いカフェや手頃な値段のレストランが集まっています。「花の都」とも称されるように至る所に花が溢れ、ゆったりとした雰囲気が漂っているのも魅力です。

ゲント市街を一望する絶好の場所はフランドル伯の城。その見張り台からは、町を彩る長い歴史を誇るオペラハウス、18の多様な博物館、100の教会、400を超える歴史的建造物を望むことができます。かつての栄光を象徴するのが、1432年にファン・アイク(ヤンとフーベルト兄弟合作)によって描かれた祭壇画「神秘の子羊」です。フランドル美術の最高傑作と称えられるこの作品は、聖バーフ大聖堂に飾られています。

ゲントは夜景の美しさでも有名です。夕暮れ時から夜にかけて町の至る所がライトアップされ、夜空に浮かび上がる中世の建物や水面にきらめくギルドハウスなど、驚くほど幻想的な風景が広がります。その感動をぜひ心に刻んでください。

Map of Flanders displaying the city of Ghent

観光案内所

Sint-Veerleplein 5, 9000 Ghent 電話: +32 9 266 56 60
アクセス可能

ぜひ体験したい5つのこと

  1. The Mystic Lamb
    聖バーフ大聖堂祭壇画『神秘の子羊』は必見。絵画史における画期的な作品といわれるこの祭壇画は門外不出。ここでしか見ることができません。日本語のリーフレットやオーディオガイドもあるので、パネルの絵1枚ずつ、じっくり鑑賞しましょう。
  2. Inland waterways
    運河をボートクルーズで市内観光を楽しみましょう。水面から眺めるゲントの風景も格別です。所要時間約40分。
  3. City Pavilion

    複合建築様式のシティ・パヴィリオン(街の催し場)を訪ねてください。ひとつの建物の中に、ゴシック様式とルネッサンス様式の両方の要素が取り入れられており、ゲントでは最もすばらしい建物のひとつと見なされているものです。

  4. Castle of the Counts

    12世紀に築城されたフランドル伯の城ぜひ訪れたい所。堅牢な造りは典型的な中世の城。内部を歩けば、甲冑を着た騎士が今にも現れてきそうです。その展示物から歴史に思いを馳せ、見張り台から市街のパノラマを堪能しましょう。

    伯爵の城のすぐ目の前には、ティーレンテイン(Tierentyn ) というマスタード店があります。ここでは、いまでも、あなたの目の前でマスタードを瓶に詰めてくれます。

  5. Thursday Veggieday
    ゲントは、週に1度(木曜日)肉を食べないことを奨励する「Thursday Veggieday/菜食の木曜日」を提唱したフランダースで最初の町(2009年)です。この日は、すべての公共機関や学校などで、原則的にベジタリアンメニューが出されます。そのせいか、ゲントはベジタリアンレストランの1人あたりの軒数が比較的多い町。ベジタリアン料理を提供する店をリストアップした「A GUIDE TO VEGGIE GHENT」を片手に、美味しいゲントを楽しみましょう。
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