Skyline of Antwerp

地元っ子が't stad(トゥ・スタッド=ザ・シティ)と呼ぶアントワープは、彼らに言わせれば、ベルギーで一番面白い都市。むしろ、肩をすくめながら、「国の中心はアントワープ。残りは周辺の駐車場みたいなもの」と。ちょっと大げさと思われるかもしれません。でも、彼らは「クール」なアントワープが自慢で、そして確かにそれもうなずけるかも。その理由は…

1. 地元っ子みたいにナイトライフ

Bartender making cocktails - ©Bas Bogaerts

アントワープには、オールナイトで楽しめる洗練されたクラブがたくさん。パーティ好きには最高です。本気ですっかり地元に染まりたいなら、pop-up partyに出かけるのが一番。街中いろいろなところで場所を変えて開催。グーグルかFacebookに Noord Feesjes または Pret Bederf と入れて探してみてください。街でhipな人を見かけたら、どこでやってるか聞いてみるのもよいかもしれません。

2. 高級グルメ好きから貧乏学生まで

Nick Bril - chef of The Jane Antwerp - ©Michaël Dehaspe

お財布の紐を気にしない人にとって、アントワープはベルギー中で、いえ世界中で最高に美味しいものが食べられるところ。The Jane, ‘t ZilteNuance は最高級レストラン。古いチャペルの中や、ランドマーク的な建物(MAS ミュージアムなど)の最上階で素敵な夕食が楽しめます。反対に、バックパッカーであまりお金をかけたくないという人にも、より取り見取り。安くておいしいものばかりのBar Buenos Aires、‘t Lastig Portret 、La Cuisine なら、スープとメインディッシュが9ユーロにも満たないという手ごろさ。ちなみに、これらのレストランで働くのは恵まれない境遇の若者たち。飲食業のプロを目指して修行中です。

3. ダイアモンドよ、もっと輝いて!

The Port House Antwerp - ©Havenbedrijf Peter Knoop

アントワープは、聖母大聖堂や中世の城塞であったステーン城を始め、歴史的建造物の宝庫。でも、そればかりではありません。建築という側面では、極めてダイナミック!The Port House の「ザ・ダイアモンド」(The Diamond)は、その証拠ともいえるもの。アントワープ港湾局の本部として、世界的に著名な建築家ザハ・ハディドがデザイン。アントワープの産業を代表するダイアモンドに敬意を表しています。

4. 音楽のある都市

Bourla Antwerp - ©Milo-Profi

ベルギーやフランダースの音楽の都といえば、アントワープ!(ゲントの人はゲントというかもしれないけれど)街中はあらゆる音楽シーンであふれています。たとえば、KAVKA。幅広いアーティスト、バンド、DJの公演から、気に入るものがきっとあるはず。クラシックがお好みなら、BOURLA へ。素晴らしい劇場で、建築的な魅力もたっぷり。ホールに入ったら、現代アーティストJan Van Rietによる天井画を見上げてください。感嘆しながら階段を上がり、フォワイエの椅子にゆったり腰かけて、絵画や天窓を心行くまで堪能してみてはいかがでしょう

5. 建築を満喫

view of interior Central Station Antwerp - ©Antwerpen Toerisme & Congres

アントワープでは、鉄道駅ですら建築芸術の宝石! 世界でもっとも美しい鉄道駅のリストに必ず乗るほどの傑作。それよりは知られていませんが、Zurenborg地区の中心にあるCogels-Osylei通りは建築を愛する人は必見。アールヌーボー、ユーゲント・シュティール、そしてネオクラシックなどの様々な建築様式の混在が素晴らしい。かつて、この「古めかしい」建築群が取り壊されようとしたことがあるなんて、今では考えられないことです。アーティストが、これらの住宅を購入し、地区全体を保全しました。

6. ルーベンスを訪ねて

Interior Rubenshouse Antwerp - ©Visit Antwerp

芸術、そしてアーティストとの長く輝かしい歴史を持つアントワープ。その筆頭が、ピーテル・パウル・ルーベンス。あまりにも著名なこのバロックの巨匠は、アントワープに暮らし、芸術家として活動したのです。彼の絵画は街中にありますが、中でも最もよく知られているのがルーベンスの家。自宅兼アトリエだった1611年建立のこの建物は、1937年に修復され、今では必見のスポット。アントワープにはこれ以外にも様々な文化スポットがあります。たとえば、プランタン=モレトゥス博物館は、ユネスコの世界遺産に指定されており、世界最古の印刷機、貴重な文書や活版印刷の道具類があり、その価値には値段を付けることすらできないほど。中世以来の中庭を囲む建造物は、150年を経て今日、博物館となったのです

7. かつての地下道から

Pedestrian Tunnel under the Scheldt Antwerp - ©Carl Pendle

アントワープを貫く美しいスヘルデ川。向こう岸に渡ってみたい? 聖アン・トンネルと呼ばれる地下遊歩道を通れば、簡単に向こう岸に渡れます。1933年に作られたこの地下道は、中の様子をまったく変えていないため、タイムトリップ感覚まで味わえます。入口をくぐり、当時そのままの木造エスカレータを降りてみてください。一世紀前の街の雰囲気を感じながら、アヴァンギャルドな感覚すら楽しめます。

Take a look at Lonely Planet and Use-it for more inspiration.


詳しくは、ロンリー・プラネット(英語)ユーズ・イット(英語)をご参照ください。

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