Het Anker, Mechelen (c)www.milo-profi.be

"上面で発酵するタイプの酵母は、スペシャルティビールに使われます。発酵温度は15℃~25℃と高めで、発酵が終わる頃になると、酵母菌が麦汁の表面に上がってきます。このタイプの酵母は、フルーティな、または、スパイシーな味わいをもたらします。"

ダブルビール

Arend Dubbel ©Brouwerij De Ryck

ダブルは、ほとんどの場合、トラピストビールや修道院タイプのビールの中の、ややアルコール度の高い茶褐色ビールを指します。

トリプルビール

Tripel Karmeliet

トリプルは、アルコール度の高い (7 - 9 vol.%)、黄金色のビールで、モルト香が強く、絶妙な甘みがあり、スパイスが使われることもあります。例:ウエストマール(Westmalle)、カルメリート(Karmeliet)、ブリュージュ・トリプル(Brugse Tripe)lなど。

白ビール

White beers

白ビール、または小麦ビールは、通常、フィルターされていない乳濁色のビールで、主原料の穀物のうち、小麦が30~50%を占めます。コリアンダーやオレンジピールなどがよく使われ、さわやかな喉越しです。例:ヒューガルデン(Hoegaarden)、ヴェデット・ホワイト(Vedett White)、マーテル・ウィットビール(Mater Witbier)など。ベルギーでは古くから造られていましたが、一時期途絶え、1966年にピエール・セリス氏がリバイバルさせ、今日では人気ビールとなっています。

ブロンドビール

Blonde Beers

ブロンド (4 - 7 vol.%) と呼ばれるビールは、アルコール度がそれほど高くなく、微妙なモルト香や苦みのある後味が楽しめます。例:マーネブリュッセル(Maneblusser)、スミスケ・ナチュール‐エール(Smiske Nature-Ale)、アウグスティン・ブロンド(Augustijn Blond)など。明るい金色に仕上げるために、淡い色のモルトで仕込みます。

ストロング・ブロンドビール

Strong Blond Beers

ストロング・ブロンドビール (7 - 9.5 vol.%)は、豊かなヘッド(泡立ち)と絶妙な味わいが特徴です。 例:デュベル(Duvel)、ハプキン(Hapkin)、オメール(Omer)、ゲンツェ・ストロップ(Gentse Strop)など。

アンバービール

Amber beers

アンバービールは、淡い色のモルトと琥珀色に焙煎したモルトを用いて醸造されます。

ダークビール

Dark Beers

ブラウンビール、あるいはダークビールと呼ばれる (4 - 7 vol.%)ものは、リコリス、黒砂糖、レーズンのような微妙な甘みのある、黒褐色ビール。わずかに焦げたような香りのするものもあります。  例:ウィットカップ・パーテル(Witkap Pater)、パーテル・リーヴェン・ブラウン(Pater Lieven Bruin)など。淡い色のモルト、琥珀色に焙煎したモルト、褐色に焙煎したモルトを混ぜて造られます。

ストロング・ダークビール

Stronk Dark Beers ©brouwerij Sint-Bernardus

ストロング・ダークビール (7 - 9.5 vol.%) は、アルコール度の高い、黒褐色ビールの総称です。甘みがあり、焦げたような香りが特徴のものもあります(例: グーデン・カロラス・クラシック(Gouden Carolus Classic)、カステール・ブリュン(Kasteelbier Bruin)など。

バーレーワイン

Barley Wine ©Brouwerij Van Steenberge

バーレーワイン (9.5 vol.%以上)は、 非常にアルコール度の高いビールで、ブロンド色、琥珀色、または、黒褐色のいずれかです。

スペシャル・ベルジュ

Palm ©Palm Breweries

スペシャル・ベルジュ (4.8 – 5.5 vol.%)とは、1905年に、ドイツや英国のビールに対抗して、ベルギー独特のビールとして造られたもので、モルトの味わいを際立たせた琥珀色のビール。 (例:「ボーレケ」との愛称で呼ばれるデ・コーニンク(De Koninck)、パルム(Palm), スペシャル・デ・ライク(Special De Ryck)、トネケ(Tonneke)など。

ビエール・ブリュット

Malheur Bière Brut ©Brouwerij De Landtsheer

ビエール・ブリュット (11 - 11.5 vol.%) と呼ばれるのは、シャンペンのような製法で熟成されたアルコール度の高いビールです。750ml入りの瓶が用いられ、瓶詰後、ゆっくりと回転させながら、次第に瓶が逆立ちするように回転させて、瓶の口近くに酵母が集まるようにしていきます。そして酵母部分を凍らせて取り除きます。黄金色か黒褐色の発泡性の高いビールができあがります。 例: デウス(Deus)、マルール・ブリュット(Malheur Brut)など。

フルーツビール

Red Cherry Beer ©Johan Martens

フルーツビール (2.5 – 6 vol.%)は、フルーツや果汁、濃縮果汁などで味付けされたビール。 古くは、サワーチェリーを若ビールに数か月漬け込みました。甘いもの (例:ミスティック・レモン(Mystic Lemon)、ウィットケルケ・ロゼ(Wittekerke Rosé)、リーフマンス・キュベ・ブリュット(Liefmans Cuvée Brut)など)もありますが、ランビックビールが用いられた場合には酸味の強いもの(例:アウド・クリーク(Oude Kriek)となります。

スタウト

Noir ©Brouwerij De Ranke

スタウトは英国およびアイルランドのビールで、焙煎臭、あるいは焦げたような香りのある、黒褐色のものが典型的。甘みの強いもの(ミルク・スタウトと呼ばれるもの。例: ポニー・スタウト(Pony Stout))や苦みの強いもの (例:トルバドール・インペリアル・スタウト(Troubadour Imperial Stout)、エルキュール(Hercule)など)があります。もともとは、醸造所で最もアルコール度の高いビールが「スタウト」(強い、どっしりしたもの)と呼ばれており、黄金色の場合も、黒褐色の場合もあります。

スコッチ

Scotch Mill's ©Brouwerij Haacht

スコッチは、スタウトに類するタイプで、キャラメル風味のあるビールです。

セゾン

Saison ©Brouwerij De Glazen Toren

セゾンは、ベルギー南西部エノー州で伝統的に造られてきたビール。淡色~琥珀色の、ホッピーでスパイスの効いた、比較的アルコール度低め (5 – 6.5 vol.%)で喉越しのいいビールです。 セゾンというのは、ビールの分類上の正式なスタイル名というより伝統的な呼称。 もともとは、フランス語圏ベルギーで、冬の農閑期に農場で造られ、夏の厳しい農作業に従事する農夫のために造られたビールです。

インディアン・ペールエール

Extase IPA

インディア・ペール・エール(IPA)は、もともと英国の「ストック・ビター」として造られたもので、長期保存を可能にするためにホップを多く用いたのです。旧英領インドで人気が高まり、インディア・ペール・エールとして広く知られるようになりました。

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