Chocolate atelier (c) Westtoer

ゴディバ、レオニダス、コートドール、ノイハウスなど、ベルギーには世界最高峰のショコラティエによって作られたチョコレートのトップブランドがたくさんあります。特にフランダース地方は、カレボーピュラトスという世界有数の原料チョコレートの製造元があることから、チョコレートの首都と呼ばれることもあります。ベルギーでは上質なチョコレート素材が手に入りやすく、チョコレート作りの豊かな歴史があるからこそ、今まで体験したことのない最高品質のプラリネを味わうことができるのです。

チョコレートのトップブランド

トリュフ、プラリネ、板チョコ、驚きのフレーバーなどの世界を探検してみませんか。ベルギー国内にはどんな小さな町にも町自慢のショコラティエが美味しいチョコレートを作るショップがあるので、お気に入りがきっと見つかることでしょう。

Seller at Neuhaus Chocolate Store Brussels (c) Pieter Heremans

ベルヴァス(Belvas)

ベルヴァスのトリュフとプラリネは、100%オーガニックで、フェアトレード認証も受けています。美味しさと同時に、その社会貢献でよく知られたブランドです。同社は、欧州連合から「ヨーロッパの最もエコロジカルな小企業(most ecological micro-company of Europe)と認定されたのをはじめ、いくつもの賞を受賞しています。

ブリュイエール(Bruyerre)

ブリュイエールは、最高の材料と洗練されたレシピで、ヘーゼルナッツプラリネ、ガナッシュ、ジャンドゥーヤなどのフィリングで知られる、数々の手作りチョコレートを生み出してきました。

コルネ・ポルト・ロワイヤル(Corné Port Royal)

1935年、モーリス・コルネ(Maurice Corné)が「マノン・シュクレ(Manon Sucré) を考案し、これが、ベルギーの文化遺産ともいうべきベルギー人の大好物となりました。マノン・シュクレは、クリスピーなヌガーの入ったクリームと、クルミの香ばしさを組み合わせた絶品プラリネ。80年を経た今も、コルネ・ポルト・ロワイヤルでは、伝統的なレシピとチョコレート職人のノウハウを守り続けています。職人たちは、100年近くも変わらぬレシピで、毎日チョコレートを作っています。

コートドール(Côte d’Or)

1833年4月24日、シャルル・ノイハウスが、コートドールの商標登録をし、こうして誰もが知るベルギー・ブランドが生まれました。誰もが知る象のロゴマークは、当初、黄金海岸(現在のガーナ)産のカカオ豆を使用したことに由来しています。コートドールの板チョコが登場したのは、1911年のこと。以来、さまざまなフレーバーや新製品が登場して、コートドールのチョコレートは発展し続けてきました。ミニョネット(小ぶりの板チョコ、Mignonnette)、ブシェ(一口サイズのチョコレート菓子、Bouchée)、ショコトフ(キャラメルをチョコでくるんだ飴、Chokotoff)、 ビスケットを含んだ板チョコ、そして、1990年に発売されたチョコ好きのためのビターチョコレートシリーズ「ソンサシヨン(Sensations)」のノワール・ド・ノワール(Noir de Noir)、ノワール・アントンス(Noir Intense)、そして、ノワール・ブリュ(Noir Brut)などです。これらは、コートドールのチョコレート製品における熟練と情熱から生まれたものです。その成功の理由は明らか。研ぎ澄まされた職人技、風味への徹底的なこだわり、コートドールならではの独自のレシピ(高いカカオ含有量や、変わることないカカオ豆の質へのこだわり)、そして、数々の革新的な商品を成功に導いた、常に新しいアイデアを探求し続ける姿勢 …。現在では、コートドールが傘下に入ったモンデリーズ・インターナショナル(Mondelez International、本社アメリカ)が、ベルギーチョコレートのノウハウを尊重することで、コートドールの高品質と国際的名声を保ち続けています。

ダスカリデス(Daskalidès)

創業者プロドロモス・ダスカリデス(Prodromos Daskalidès)は、1931年、ゲントにベーカリーを開き、後に、チョコレート界に、輝かしい名を残すこととなりました。プラリネの美味しさが評判となり、瞬く間に店舗が広がっていきました。彼の成功を引き継ぎ、現在では、ダスカリデスらしい味と伝統のレシピで、海外市場を魅了しています。今日、ダスカリデスは、世界のチョコレート界において、紛れのない定番ブランドと言えます。品質の高さ、素晴らしい味わい、独創的なモノづくり、そしてモダンなパッケージなどが、若々しく魅力的なダスカリデスらしさを裏付けています。

ガレー(Galler)

ジャン・ガレー(Jean Galler)は、デザートに囲まれて生まれ育ちました。祖父が1930年に創業した家族経営のお菓子屋さんで働き始めましたが、16歳でチョコレートに目覚め、試作を重ねるようになりました。知識を深め、新しい味を開発するために、スイスのバーゼルで学んだ後、パリのガストン・ルノートル(Gaston Lenôtre)の下で修業し、21歳で自分のお店を開きました。35年たっても、チョコレートに対する情熱、高い完成度への誇り、絶え間ない創造の連続は続いています。今日、ジャン・ガレーと彼のチームは、さまざまなプラリネ、アイスクリーム、ケーキ、フィリング入りのチョコレートバーや板チョコ、ラングドシャ、チョコレートペースト、一口サイズのチョコレートなど、幅広いチョコレート製品を作り続けています。

ゴディバ(Godiva)

ゴディバの歴史は、チョコレート職人の歴史。ゴディバの名前は贅沢な一流品のシンボルとして、世界中で知られています。1926年、初代ピエール・ドラップス(Pierre Draps)が、ブリュッセルの自宅の小さな工房で、最初のプラリネを作ったのがその始まり。イギリスの伝説の人レディー・ゴディバ(慈悲深く、そして勇気のあった伯爵夫人)からインスピレーションを得て、屋号を「ゴディバ(Godiva)」としました。事業は順調に成長し、ブリュッセルのシンボルともいえるグランプラスに旗艦店をオープン。ゴディバは現在世界80カ国以上で販売されており、洗練と革新の代名詞ともなっています。ゴディバの主任チョコレート職人は、素晴らしい風味と繊細な触感を、絶妙に組み合わせます。彼らの熟練したノウハウが、選び抜かれた原材料からチョコレートの傑作を生んでいるのです。

レオニダス(Leonidas)

良い材料を惜しみなく使い、新鮮な、「万人のためのプラリネ」を提供する、というのがレオニダスの哲学。こうして、レオニダスは、世界中で100種類以上のプラリネを、100年以上に渡って提供し続けています。レオニダスのチョコレートの新鮮さと品質は折り紙付き。最高の原料を用いて、伝統製法にこだわって作られています。100%自然な素材を、純粋なカカオバターを用いたチョコレートでくるみます。その他、使用するすべての素材は、極めて慎重に選ばれています。「万人のためのプラリネ」aの哲学をベースに、共感、親近感、分かち合いの精神にぴったりの、オリジナルでグルメな製品を作り続けています。

マリー(Mary)

1919年、チョコレートが大好きだったマリー・デゥルク(Mary Delluc)が、ブリュッセルで創業したお店が、マリー・チョコレートとなりました。彼女は、とにかく完璧で上等のものを提供しようという目標を掲げ、それがこの店の伝統となったのです。マリーはもちろん、原材料と完成品の品質を大切にしていましたが、彼女の究極のこだわりは、チョコレートを入れる箱や、ウインドーディスプレイの仕方を工夫する、商品の美しい見せ方にも反映されています。1942年に初めて「王室御用達」の認証を与えられ、1990年と1994年にも、王室御用達となりました。

ノイハウス(Neuhaus)

ノイハウスのチョコレート職人たちは、155年以上にも渡って、そのノウハウと職人技で、最高級の材料を扱い続けてきました。ギフトボックスはあまりにも綺麗なので、誰かに贈るにも、もらうにも、心が踊ります。ジャン・ノイハウス(Jean Neuhaus)は、1857年、ブリュッセルにやってきて、高級ショッピングアーケードの「女王さまのギャラリー」(ギャラリー・サンチュベール Galeries Royales Saint-Hubert内)に薬の店を開き、薬を飲みやすくするために、チョコレートで包み込むことを考えついたのです。 チョコレート作りへの情熱を受け継いだ孫のジャン・ノイハウスJr.(Jean Neuhaus Jr.)は、包まれていた薬を、美味しいフィリングに入れ替え、1912年、初めての「プラリネ」 、つまり、フィリング入りのチョコレートを作り出しました。数年後、ジャン・ノイハウスJr.の妻が、バロタンというプラリネ専用の美しい化粧箱を発案し、チョコレートは贅沢な贈り物となったのでした。ジャン・ノイハウスのチョコレートへの情熱は、今日もノイハウスのチョコレートづくりに、しっかりと受け継がれています。プラリネの一粒一粒には、それぞれ異なる形、味、名称が与えられていて、どれもとても上品です。ノイハウスの製品は、すべて、ベルギー・ブリュッセルのチョコレート工房で作られています。

プラネットショコラ(Planète Chocolat)

プラネットショコラチョコレートに情熱を傾ける職人たちは、ブリュッセルから世界中へ手作りのチョコレートを届けています。オンラインショップから、プラリネ、板チョコ、トリュフ、バタークリーム仕立ての濃厚なガイエット、様々な形を模ったカラックなど、バラエティーに富んだ美味しさを注文できます。どの商品も高級感あふれる箱に入っています。ベルギーチョコレートは、純度100%のカカオバターで作られており、遺伝子組み換え作物、保存料、人工着色料は一切使用していません。プラネットショコラのワークショップに参加して、手作りのチョコレートを自分で作ってみませんか

スターブルック・エアライン(Starbrook Airlines)

パトリック・ギリス(Patrick Gilis)は、1980年に父親から家族経営の「ギリス・ファイン・フード・グループ(Gilis Fine Food Group)」を引き継ぎました。数年後、起業家精神に溢れた彼は、何か世界に羽ばたくようなユニークなことができないかと、新たな挑戦を模索し始めました。1983年、共同経営者ヤーク・デコーニンク(Jaak De Koninck)と共に考えついたのが、空想上の航空会社スターブルック・エアライン」でした。同社のチョコレートは、最高品質のベルギーチョコレートだけを扱い、本格的に作られています。スターブルック・エアラインは「ベルギーチョコレート規約(The Belgian Chocolate Code)」に調印しており、ベルギー製チョコレートです。最高級のチョコレートと驚きのアイデアを組み合わせて商品化するというユニークなコンセプトは世界中で人気となり、今日では、80カ国以上、200もの空港で販売されています。

ザバール(Zaabär)

ザバールは、チョコレートファンを、地球上のありとあらゆる味と風味の原産地へ旅立たせてくれます。刺激的な香辛料やハーブ、誘惑的な花々や果実などを、高品質のベルギーチョコレートと組み合わせて提供しています。これらの自然の贈り物は、古代から薬効が知られるなど、身体のためになる贅沢な素材だったのです。ザバールはこの伝統を引き継いでいます。包みを解いて、香りを楽しみ、味わって、素晴らしいザバールの世界へ訪れてみませんか。

チョコレート職人たち

チョコレートのトップブランドを陰で支えているのは、最高のチョコレート職人たち。知識と経験と職人技を駆使し、最高の材料、つまり高品質なベルギーチョコレートを使い、上質で洗練されたプラリネを作っています。彼らは、チョコレート業界における最先端のイノベーションや技術開発にも積極的。パティスリー世界大会のような国際選手権で受賞するトップレベルの職人を輩出しています。

chocolatier (c)milo profi.jpg

フランダース地方のプラリネは、洗練された舌ざわりと上品な風味が、口の中いっぱいに広がります。

Herman Van Dender(ヘルマン・ヴァン・デンデル)

ビールの醸造家が完璧なフレーバーを求めて努力するように、チョコレート作りにも驚くほどの情熱が注がれています。チョコレートやプラリネ作りは、見た目よりずっと奥深いのです。フランダースを訪れたら、ぜひここでプラリネを味わい、お土産として持ち帰ってください。

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