気取らない味が、ストリートフードの特徴。とはいえ、ストリートフードは、ファーストフードとは全く異なります。むしろ正反対のものです。小エビのコロッケを作るには、かなりの時間と労力がかかります。シンプルに見えるフライドポテトを作るのだって同じ。たったひとつの料理に専念し、細部にわたって完璧な味を作るために情熱を注ぐスペシャリスト、それがストリートフードのシェフなのです。

ベルギー・フライをマヨネーズで

美味しい軽食を売るワゴン車が広場の片隅にとまっている風景は、フランダース地方に何世代にも渡って見られる豊かな食文化を物語る風景です。フライドポテトの屋台、フリットコット(frietkot)は賑やかな広場にはつきもので、いろんな国のいろんなライフスタイルの人々が、ベルギーならではのこの味を求めて集まっています。完璧な黄金色に揚げられ、コーン型の紙に包まれて売られるフライドポテト。外はカリカリ、中はホクホク、マヨネーズなどのソースとともに、揚げたてのフライドポテトをいただきましょう。

フライドポテトだけではありません。海のエスカルゴを売るブリュッセル の屋台や、その場で新鮮なサンドイッチを作ってくれるパン屋さん、北海の小エビ、タマキビガイ(小さな黒い巻貝)、コロッケなどの海辺の幸を売る店もあります。

ブリュッセル・ワッフル

ベルギーのスイーツと言えば、ワッフルのことはご存じかもしれません。甘い香りをたどって売店を見つけたら、こんがりと焼いたワッフルに載せるトッピングを選びましょう。シンプルな粉砂糖がけから、豪華なものまで、お好みで選べます。

ストリートフードは、手軽な値段で食べられる国民食

ストリートフードは一本勝負。その一品だけで勝負しなければならないから。

シェフWim Ballieu(ウィム・バリユー) @Balls & Glory(ボールズ&グローリー)
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