アートと文化・歴史遺産

美術館や遺産を訪れて、ブルージュの文化や歴史を探検しましょう。
主な見どころ
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グルーニング美術館
中世から近代までの美術を収めた市立美術館で、特に、ヴァン・デル・ウェイデン、ファン・アイク、メムリンク、など15世紀フランドル絵画の素晴らしいコレクションが見られます。そのほかデルヴォーやマグリットなどの作品にも出会えます。メムリンク美術館
12世紀に創立された聖ヨハネ施療院の中にある美術館で、15世紀フランドルの画家として活動したハンス・メムリンク(出身はドイツ)による6つの作品が展示されています。その1つが彼の代表作とされる「聖ウルスラの聖遺物箱」です。鐘楼
マルクトを見下ろすようにそびえ立つ鐘楼は、高さ83mを誇るブルージュのランドマーク。13〜15世紀に建造されたもので、ベルギーで最も美しい鐘楼と言われます。366段の階段を上れば、遠くフランドルの平原まで見晴らせます。その途中に、47個の鐘が組まれたカリヨンがあり、その音は7世紀半ものあいだ途絶えることなく、いまもブルージュの町に鳴り響いています。KrisJacobs_tcm37-81691.jpg)
聖母教会
13世紀から200年をかけて建てられた教会で、122mの塔はベルギーで最も高い尖塔です。内部には、25歳で亡くなった絶世の美女「ブルゴーニュのマリー」の墓、ミケランジェロによる大理石の彫刻「聖母子像」などがあります。ベギン会院
ベギン会は、中世フランドル地方に誕生した、質素で敬虔な生活を送る女性たちの集団(在俗修道会)。ベギン会院は彼女たちが共同生活をした建物の総体をいい、一般に住居、教会、付属建築物、中庭などから成っています。ブルージュのベギン会院は、1245年にフランドル伯爵夫人(コンスタンティノープルのマルグリット)によって創設されました。門をくぐって中に入ると、緑の中庭を囲むようにして切妻屋根の白い建物が立ち並び、あたりは静寂に包まれています。入り口近くの建物が博物館として公開されています。